初日は63で回った横尾要が単独トップに立った。前週に史上最年少で獲得賞金1億円を突破し、アマ時代に続き２年連続出場となった石川は７位と好発進。２日目は既に賞金王を決めていた同組の片山を１打上回った石川が４位に浮上しメジャー史上最年少優勝へ近づいた。６アンダーで首位に立ったのは06年の大会覇者のJ・M・シン。３日目、石川は15番でチップインバーディーを奪うなど66の猛チャージ。３位となり前年比1.5倍となる9,010人の観衆を熱狂させた。63のベストスコアを記録したプラヤド・マークセンと66の武藤が首位で並んだ。最終日は、１打差３位から出たシンが66で回り通算12アンダーで２年ぶり２度目のV。開幕直前にクドゥラ夫人のおなかにいた赤ちゃんが亡くなるという悲しみを乗り越え、天国の赤ちゃんに優勝を贈った。石川は４打差５位に終わったがプロ１年目で賞金ランク５位と健闘。閉会式後に選手たちから胴上げされた。