第54回

●2017年11月30日、12月1、2、3日  優勝 宮里 優作
54miyazato
 初日
 賞金ランク2位から初の賞金王を狙う選手会長の宮里が首位と3打差8位の好スタートを切った。最終組でプレー。霧雨と日没のため、最終18番はナイターゴルフとなったが、1アンダーの69で耐えた。優勝が逆転賞金王の絶対条件。宮里は史上初となる選手会長の賞金王へ執念を見せた。同じく最終組でプレーした賞金ランク1位の小平は首位と8打差の26位と出遅れた。賞金ランク4位からの大逆転で2年連続の賞金王を目指す池田は首位と4打差の15位発進。ケネディ、宋永漢、ノリスが66の好スコアをマークし、首位に並んだ。1打差4位に金庚泰が続いた。
 2日目
 4位からスタートし、68で回った金庚泰が通算5アンダーで単独首位に立った。3打差8位から出た稲森も68をマーク。今大会出場の日本人選手で最年少の23歳が首位と2打差の2位へ浮上した。スタート直前にパターが壊れるアクシデントにも動じなかったベテランの片山、成長著しい若手の今平らも2位に続いた。宮里は首位タイで迎えた最終18番でまさかの4パットを喫し痛恨のダブルボギー。通算2アンダーで3打差8位と、首位との差も順位も初日のままだった。小平は22位、池田は26位と苦戦し、前半を終えた。
 3日目
 8位スタートの宮里が1イーグル、3バーディー、ボギーなしの65の猛チャージで通算7アンダー。S・ハンと並び首位に立った。14番パー4では第2打が上空の電線を直撃。追加規則で無罰での打ち直しとなった。アクシデントにも集中力を切らさず、打ち直しをピン手前2メートルに寄せバーディーを奪った。「ピンに寄せることしか考えていなかった」と充実感をにじませた。賞金ランク2位の宮里が逆転賞金王への道は優勝だけ。賞金4位の池田は15打差26位と大苦戦。賞金王の行方は宮里と賞金ランクトップで24位と低迷する小平の2人に事実上、絞られた。
 最終日
 首位タイから出た宮里が1イーグル、6バーディー、ボギーなしの62をたたき出し、通算15アンダーで2位のノリスに6打の大差をつけ、圧勝した。13年以来、4年ぶり2度目の優勝を果たすと同時に初の賞金王に輝いた。闘病中ながらコースに駆けつけた父・優さん、母・豊子さん、妻・紗千恵さん、長女・莱杏(らん)ちゃん、長男・優吾君ら家族と抱き合った。「こういうことがあるんですね」。選手会長として史上初となる賞金王の喜びをかみ締めた。8打差の3位にベテラン久保谷らが続いた。小平は21位にとどまり、最終戦で賞金ランク首位の座を明け渡した。
順位選手名ツアー勝利数賞金ランク1R2R3R4R合計+-
1宮里 優作3169696562265-15
2S・ノリス1766726667271-9
3久保谷健一12270716567273-7
3S・ハン1569686670273-7
5稲森 佑貴02069686870275-5
5H・W・リュー1968696870275-5
5金  庚泰01367687268275-5
8小田 孔明02568727165276-4
8B・ケネディ02166726870276-4
8今平 周吾1669687069276-4
11宋  永漢 01066736870277-3
12黄  重坤01972676772278-2
13高山 忠洋01672696969279-1
13李  尚熹02371696970279-1
13谷原 秀人05568697270279-1
16P・マークセン118746971662800
16時松 隆光111697368702800
18B・ジョーンズ028717169702811
19藤本 佳則024706872722822
19片山 晋呉18696871742822
21梁  津萬136717468702833
21小平  智22746973672833
23小鯛 竜也127697473692855
24大堀裕次郎030747470682866
24池田 勇太34707573682866
24任  成宰012766870722866
27宮本 勝昌115707078702888
28片岡 大育114717168792899
29T・シノット1507274737329212