第15回

●1978年11月29・30日、12月2・3日  優勝 青木 功
 青木が初優勝。8度目の挑戦で念願のタイトルを手中に収めた。2日目にトップに立った青木は3日目を終わっても2位の草壁に2打リード。最終日をリーダーで迎えるのは、尾崎に逆転された第9回大会(1972年)以来2度目だった。最終日に猛攻。14番のバーディーで通算11アンダー、追いかける安田に5打差をつけて独走に入った。が、あがりの3ホールで突然乱れて3連続ボギー。17、18番を連続バーディーとした安田を1打差でかわす冷や汗の勝利となった。青木はこの年世界マッチプレーなど7勝、4年連続賞金王の第一歩を踏み出した。
順位 選手名 資格 1R 2R 3R 4R 合計 +-
1 青木 功 日本プロマッチプレー、関東プロ 69 69 73 71 282 -8
2 安田 春雄 賞金ランク(15) 74 67 75 67 283 -7
2 金本 章生 賞金ランク(9) 71 72 73 69 285 -5
4 草壁 政治 賞金ランク(11) 69 73 71 73 286 -4
5 山本 善隆 賞金ランク(4) 76 70 74 67 287 -3
6 中島 常幸 賞金ランク(8) 68 73 75 72 288 -2
7 金井 清一 関東オープン 74 71 71 73 289 -1
8 中村 通 賞金ランク(5) 69 72 74 77 292 +2
9 前田 新作 賞金ランク(13) 77 69 76 72 294 +4
10 島田 幸作 賞金ランク(3) 70 76 76 74 296 +6
11 宮本 康弘 賞金ランク(10) 71 74 75 77 297 +7
11 井上 幸一 関西4地区代表 76 74 76 71 297 +7
13 杉原 輝雄 関西プロ 71 73 79 76 299 +9
14 謝 敏男 賞金ランク(14) 72 78 78 72 300 +10
15 小林 富士夫 日本プロ 80 77 77 71 305 +15
16 尾崎 将司 賞金ランク(2) 80 79 75 75 309 +19
[注]日本オープン優勝のS・バレステロス(スペイン)は欠場。