初の賞金王を狙う賞金ランク１位の小田（孔）が初日に６４をマーク。大会初の首位スタートを切った。第２日は５位からスタートした宮本が３バーディー、ボギーなしの６７で回って通算５アンダー。１３年大会を制した宮里優、韓国の李と並んで首位に立った。１９９８、２００１年大会を制した宮本は「報知新聞の１面を飾る」と早くも優勝宣言。第３日は連覇を狙う宮里優が６９をマーク。通算６アンダーで１打差２位に後退したが、大会史上６人目（７度目）の２連覇に望みをつないだ。通算７アンダーで韓国の李が首位に立った。最終日は３打差６位からスタートした宮本が６バーディー、１ボギーでこの日のベストスコア６５で回って通算９アンダーで逆転優勝。有言実行の「１面ジャック」を果たした。また９位からスタートした小田（孔）が３位に入り、涙の賞金王初戴冠を決めた。