２０００、０２年大会覇者の片山が１イーグル、４バーディー、ボギーなしの６４。２位に２打差で単独首位発進した。第２日は不規則な強風の中で、石川が３バーディー、１ボギーで２日連続６８。通算４アンダーとし、小田孔、韓国の黄と並び首位に立った。同組の池田がチップイン２発の７０で１打差４位。第３日は石川が１０バーディー、３ボギーの６３で回り、通算１１アンダーで２位の小田孔に３打差。「日に日によくなっている」と２６パットで高速グリーンを攻略し、独走態勢に入った。最終日は石川が６７で通算１４アンダー。メジャー出場２４度目にして初の日本タイトルを手にした。２位の小田孔に５打差の圧勝劇。「燃え尽きてもいいかなと思うくらい全力。自分にできる最上級のショットを常に打っていこうと」。最後まで攻め続け、つけいる隙を与えなかった。選手会長の池田は８打差４位。片山は９打差５位。