第19回

●1982年12月1・2・4・5日  優勝 中島 常幸
 青木の5年連続賞金王をストップさせた中島が、その余勢をかって初優勝。この年の中島の年間獲得賞金は日本シリーズの500万円を加えて6822万円、史上最高額となった。プロゴルフ界が賞金ランク制度を導入したのは昭和48年。同年の第10回大会からこの年の第19回大会までに賞金王が勝つこと6回。賞金王が日本シリーズでも強いことを示した。
 第1日、第2日とも7位だった中島は3日目、7バーディー、1ボギーの66で通算8アンダーの首位に浮上。強風の吹き荒れた最終日を手堅く73でまとめ、6度目の出場で念願のタイトルを奪取。
順位 選手名 資格 1R 2R 3R 4R 合計 +-
1 中島 常幸 賞金ランク(1) 72 72 66 73 283 -7
2 小林 富士夫 賞金ランク(15) 69 71 71 74 285 -5
3 倉本 昌弘 日本プロ 70 72 72 72 286 -4
3 尾崎 将司 関東オープン 74 71 69 72 286 -4
5 矢部 昭 日本オープン 70 71 73 73 287 -3
6 杉原 輝雄 関西4地区代表 71 72 71 74 288 -2
7 青木 功 日本プロマッチプレー 73 75 70 72 290 0
8 中村 通 賞金ランク(8) 73 70 73 75 291 +1
8 藤木 三郎 賞金ランク(10) 74 73 74 70 291 +1
8 謝 敏男 賞金ランク(2) 72 70 74 75 291 +1
11 重信 秀人 関西プロ 76 73 72 74 295 +5
12 尾崎 直道 賞金ランク(13) 73 72 74 77 296 +6
13 青木 基正 関東プロ 67 80 74 76 297 +7
14 鈴木 規夫 賞金ランク(7) 71 77 77 75 300 +10
14 羽川 豊 賞金ランク(9) 77 73 78 72 300 +10
14 前田 新作 賞金ランク(14) 74 72 80 74 300 +10
17 新井 規矩雄 賞金ランク(4) 82 72 73 76 303 +13
18 内田 繁 賞金ランク(12) 77 75 73 82 307 +17