第47回

●2010年12月2・3・4・5日   優勝 藤田 寛之
 賞金王争いは3人に絞られた。ランク1位・金庚泰、優勝が最低条件の2位・石川、3位・池田。初日は池田が7アンダー63で回り単独トップで最高のスタートを切った。金は5位。石川は28位で2年連続の最下位発進。2日目は午後から強風が吹き荒れる難コンディションとなった。池田が慎重な攻めでトップを死守。石川は午前スタートで風の影響も少なく62の猛チャージで最下位からV圏内の6位に急浮上した。金は10位に後退。3日目に首位に立ったのは41歳の藤田寛之だった。ベテランらしい集中力で70で回り2位に3打差を付けた。池田は71と伸ばせず4打差の3位。石川は10位、金は6位。最終日は藤田が谷口徹とのデッドヒートを制して涙のメジャー初制覇を飾った。2組前の谷口に1打差を付けられ迎えた17番。6メートルを沈める会心のイーグルで勝負を決めた。金が韓国人初、外国勢ではD・イシイ以来、23年ぶりに賞金王に輝いた。
順位 選手名 ツアー勝利数 賞金ランク 1R 2R 3R 4R 合計 +-
1 藤田 寛之 1 4 65 70 64 66 265 -15
2 谷口 徹 1 6 67 71 67 61 266 -14
3 B・ジョーンズ 1 9 65 72 65 66 268 -12
4 平塚 哲二 0 14 66 69 68 66 269 -11
5 金 庚泰 3 1 66 73 66 65 270 -10
5 池田 勇太 4 3 63 69 71 67 270 -10
7 石川 遼 3 2 76 62 69 64 271 -9
7 小田 孔明 1 12 68 67 68 68 271 -9
9 丸山 茂樹 0 26 71 68 66 67 272 -8
10 松村 道央 2 5 72 69 67 65 273 -7
11 富田 雅哉 0 25 65 76 66 69 276 -4
11 高山 忠洋 1 13 68 71 68 69 276 -4
13 金 度勲(大邸) 0 11 66 76 67 69 278 -2
13 片山 晋呉 0 16 70 72 70 66 278 -2
13 兼本 貴司 1 7 69 70 69 70 278 -2
16 横田 真一 1 20 67 72 67 73 279 -1
16 丸山 大輔 0 15 70 68 73 68 279 -1
18 谷原 秀人 1 18 71 73 69 67 280 0
18 原口 鉄也 0 24 73 69 68 70 280 0
18 J・チョイ 0 17 70 71 67 72 280 0
18 野仲 茂 1 54 66 73 70 71 280 0
22 宮本 勝昌 1 8 68 74 71 68 281 +1
22 盧 承烈 0 116 67 71 72 71 281 +1
24 薗田 峻輔 1 10 68 77 70 67 282 +2
25 上井 邦裕 0 23 69 75 68 71 283 +3
26 H・リー 0 19 69 73 72 72 286 +6
27 小田 龍一 0 21 73 75 67 72 287 +7
28 小山内 護 1 22 66 77 73 74 290 +10