第40回

●2003年12月4・5・6・7日   優勝 平塚 哲二
 伊沢利光と片山晋呉の賞金王争いは最終戦の今大会までもつれた。初日、平塚哲二、手嶋多一ら4人が66で首位。伊沢は1打差5位、片山は2打差8位とまずまずのスタート。2日目は、65で回った手嶋が通算9アンダーで単独首位。伊沢は1打差2位の好位置をキープしたが、片山は73と崩れ、18位に後退。大会連覇、賞金王レースともに終戦を宣言し、事実上、伊沢の2年ぶり2度目の賞金王が決まった。3日目は平塚が63で回り、首位を再奪取、最終日、平塚は5番パー4の第1打を松の木が密集する左のがけ下に落とす大ピンチ。しかし、第2打は左隣の4番フェアウエーに脱出。パーで切り抜けた平塚はリズムを取り戻し、涙のツアー初優勝を飾った。「大会を振り返るたび、このホールに来るたび、語り継がれるスーパープレーだ」評論家の武藤一彦氏は激賞した。
順位 選手名 ツアー勝利数 賞金ランク 1R 2R 3R 4R 合計 +-
1 平塚 哲二 0 3 66 68 63 67 264 -16
2 伊沢 利光 2 4 67 65 68 67 267 -13
3 藤田 寛之 1 9 69 67 66 66 268 -12
4 D・スメイル 0 21 66 66 71 66 269 -11
5 手嶋 多一 1 5 66 65 70 70 271 -9
6 S・コンラン 0 23 71 70 67 66 274 -6
6 深堀 圭一郎 1 13 69 69 67 69 274 -6
6 室田 淳 1 10 66 69 69 70 274 -6
9 田島 創志 1 19 68 68 69 70 275 -5
10 谷原 秀人 1 16 67 69 70 70 276 -4
11 今井 克宗 1 14 69 68 70 70 277 -3
12 星野 英正 1 20 69 71 73 65 278 -2
12 尾崎将司 0 15 68 69 70 71 278 -2
14 尾崎直道 1 18 71 70 66 72 279 -1
14 川原 希 1 24 72 66 69 72 279 -1
16 B・ジョーンズ 1 6 67 72 69 73 281 +1
17 葉 偉志 1 33 74 69 69 70 282 +2
17 J・ランダワ 1 32 70 70 70 72 282 +2
19 米山 剛 0 12 68 68 73 74 283 +3
20 片山 晋呉 2 2 68 73 70 73 284 +4
20 倉本 昌弘 1 29 70 74 70 70 284 +4
22 P・シーハン 0 17 70 71 75 70 286 +6
23 丸山 大輔 0 7 70 70 74 76 290 +10
23 友利 勝良 1 25 76 71 70 73 290 +10
25 宮本 勝昌 1 11 68 83 70 72 293 +13